今回はメインになる上物の積層です。
これに積層していくんですが、
原型 → 雌型 → 製品
でやると原型と同じ物が製品として出来ます。
雌型の内側に積層すれば雌型が壊れなければ
原型と同じ物が何個も作れるって感じです。
今回は原型の表面に積層するので 雌型=製品 です。
原型に積層した分、原型より若干大きい物が出来上がる事になります。
紙粘土に直接積層すると恐らくダメなので原型を保護します。
紙粘土本体にラッカースプレー(クリアー)をして目止め
アルミテープで全体を覆って
離型材のボンリースとPVAを下物と同じ要領で塗りこんで
ガラスマット#450 を被せて
ポリエステル樹脂(ノンパラ)50gに
硬化剤0.5gを注入して攪拌
ベットりと塗り込んでいきます。
完全にガラスマットに浸透するとマットが形状に沿ってくれます。
フカヒレ状態を目指します♪
角部やR部はどうしても浮き気味になるので
刷毛でとにかく押さえ込み♪
刷毛や脱泡ローラーをつかって気泡抜きをして
あとは待つだけ。
ちなみに下に敷いてる物はダンボールプラ版(通称ダンプラ)
ダンプラの素材は樹脂がついても
簡単に剥がせるのでお勧めです。
1時間立って十分に硬化してから型を抜くとこうなります。
(若干気泡入ってます)
1プライですが結構カチカチです。
(ノンパラなので表面はベタツキがあります)
原型は既にこの世には存在しません(笑)
今回横着してマスキングテープを貼らなかったのが悪かったのか
乾燥を待ちきれず離型剤のボンリースとPVAの処理が
適当になったのが悪かったのか・・・
硬化後食いついて取れなかったので水に付けて紙粘土をホジリング♪
こうなることも予想はしてたので紙粘土で原型を作って正解でした。
表側は積層が下手だったのか多少ボコボコですが
内側はツルツル
これも不要な部分をトリミングして大体の完成。
写真はトリミング後の下物と上物
あとはこれを合体させます
次回は下物・上物の合体
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